始まりの章:から揚げ屋での修行
ハローはてなブログ!
前回では、から揚げに出会うまでをザザーンとお伝えしました。今回はから揚げ屋を手伝いだしてからの事ですね。
友人が立ち上げたから揚げ屋はとにかく凄い人がきてくれました。毎日店頭に列ができ・・・。とにかく揚げても揚げても間に合わない状態が続きました。
なんでかというと、単純に美味しいからでしょうね。
その店でとにかく朝から最終まで毎日毎日働きました。その当時オヤジは個人事業主として活動してましたので、店との契約は労働請負という形にしてもらいました。これで、個人経営者なので労働基準法から外れます。
本当に休みなく・・・。毎日毎日、仕込みから揚げ、接客、最後の片付けまで。とにかく一つ、一つ勉強でしたし、包丁も使ったことはありましたが。そこまで上手くないので仕込みは大変でした。
最初は、生活の為でした。いつしか、修行となりましたね。
そして、ああしたら良い。こうしたら良い。となり、自分ならこうすると思うようになりました。もちろん、オーナーである友人にアイディアをだしていきましたよ。
そんな思いを膨らませながら焼く1年半が過ぎ・・・、
出店したいと言う自分の欲望を満たすために、資金もないのに店舗を探して回るようになりました。
多くの壁を越えないといけないのです。
店舗の確保。資金の確保。保証人問題。店舗デザイン。保健所の営業許可。設備。仕入れ先。メニュー。etc・・・。
クリアしなければならない問題を一つ一つ解決していきましたが、一つクリアすると別の問題が発生したりで・・・。なかなか進まなく大変でした。
なかでも、店舗の確保と資金調達が一番大変でした。